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2006年5月20日 (土)

ひとりゆく、ことの難しさ

昨年3月末に前職を辞めたときには、開放感がありました。視界が開け、時間はたっぷりとあり、やりたいことがいろいろ出来そうな気がしたものです。
でも、言うと行うは違う通りで、組織の中で仕事をしている時の拘束感は確かになくなったのものの、今度はひとりで生計をたてていく寄る辺なさを感じるようになりました。
もちろん、予測はしていたことです。覚悟もしていました。
でも、実際にひとりで始めてみると、少しずつボディ・ブローのように効いてくるものがあるのですね。

人は社会的な生き物である、と言います。
寄らば大樹の陰、とも言う。

今のぼくは、時々かんかん照りの砂漠をとぼとぼ歩いているような気持になるときがあるのですね。
喉が渇く。脚に力が入らない。
もう休みたいな‥‥。
でも、こんなところで立ち止まったら。

幸い、そんな気持は、大抵何とか、やり過ごすことが出来ます。
流しの洗い物入れに入れたままのお皿を洗ったり、自転車を漕いで本屋に行ったり、昼寝をして忘れてしまったり、‥‥気分転換をするわけです。
こんな時には、パートナーがいてくれたらな、と思いますが、こればかりは自業自得ですから文句を言っても始まりません。そしてなんと言っても助かるのは友人・知人と会ったりメールしたりというふれ合いですね。それほど多いとは言えない友達たちですが、有り難いと思います。
そして、自分が取りあえずの二者選択として、お金よりも時間を取ったのだ、と少しは冷静に思い出します。

それでももちろん、問題は残ります。いろいろ考え、自分なりに必死の思いで、「時間」を取る決心をした筈なのに、その時間を無駄に過ごしていることがあまりに多い。
ひとつは、自分にどうしても甘くなるんですね。
何らかの枠組みがあって、やらざるを得ない「状況」があった方が、人間は仕事をする、ということが確かにありますよね。
ただ、その仕事が、本当に自分の望むことであるかどうかは保証の限りではないわけですが‥‥。

その一方、「時間」を確保して、自分の望む状況をつくりながら、時間を無駄にしているとしたら、それは何が問題なんでしょうか。
さっきと逆の言い方になるかも知れませんが、まだ十分に「自分の望む状況」ではない、ということがあるのですね。
「時間」はある。でも、ひとりでできることには限りがある、とでも言うような。甘えているとか、そういうことではなくて。
ある種、イメージが弱いのかも知れません。こうしたい、というイメージが。
誰かに決められるのじゃない、自分の生活には、それを導く強い意志や目標がいる。自分自身を導くヴィジョンといったらいいのか。
そして、もちろん、そのヴィジョンを現実のものにしていくだけの実生活上のしたたかさが必要であるに違いない。

お金もちゃんと稼げて、仕事や遊びの仲間がいて、家族がいる。
月並みかも知れません。
が、そうでなくちゃ、本当に元気にはなれないんでしょうね、人間は。

ぼくは、成人後それなりの期間、「言われた仕事」をしてきました。
で、それはもういい、と思い、「自分の仕事」をしよう、と賭をしたようなものですが、その現実的な条件や、自分を導くヴィジョンはかなり危なっかしいものでした。それでもとにかく走り始めた。そのリスクは負っているわけです。
だから、その条件を少しずつ改善していく。ヴィジョンを改良し、はっきりとしたものに鍛えていく。
弱音を吐いているわけにはいかないのです。
(というのは、ウソで、弱音を吐きつつ、愚痴も言いつつ、ああみっともないなー、とかぼやきつつ、がんばるしかないよなぁ)。

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コメント

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jugonさん、こんにちは。

実はぼくも昨日はDVDを観て、仕事をサボってしまいました。やれやれ。今日はがんばらなくちゃ。

Jugonさんは、日々職場で苦闘されていることと思います。いろいろあると思いますがうまく気分転換などしてがんばってくださいね。

ぼくは昨年の転職を後悔しているわけではありません。前の職場が大変なので逃げ出した、というのも当たらないと思っています。まぁ、確かに最後の三年間は好きになれない仕事でうんざりしていたのですが。

まぁ、言ってみれば、自分で人事異動をしたようなものです。ベストの条件、選択だったわけではもちろんないのですが、自分で決めたことだものね。
お互いにがんばりましょう。

お互いにないものねだりをしているのでないか?今日は、私はそんな1日でした。一人はつらい・・でも、気持ちの通わない会社もつらいものです。・・・そんなわけで今日はいいDVDを見て、ビールを飲んでカウチをすることにしました。逃避ですが、少し気持ちを落ち着けて、「そうだ 村上さんに聞いてみよう 」というのはいかがでしょうか?
しかし、今日は暑かったですね。お互いにいい人生にしましょう!チャオ

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    平成17年に自主製作した僕のエッセイ集です。
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