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2007年4月29日 - 2007年5月5日に作成された記事

2007年5月 1日 (火)

喉もと過ぎれば‥‥? アクシデントは突然に

土曜日は早稲田大学で行われた「小説はどこまで構想しうるか、しえないのか」という講演会(講師は、作家の奥泉光さんと、保坂和志さん。予約不要。無料)にでかけました。それはそれで面白かったのですが、その後にアクシデントが待っていました。

講演終了後、学生向けと思われる食堂でカツカレーを食べたところ、最後のところで喉に痛み。
骨が引っかかった、というより何か鋭利なものが喉に刺さった感じがして慌てました。
咄嗟に考えたのは、以前から気になっていた歯が欠けているところ。歯の一部が鋭く欠けて喉の奥に刺さったのかと思ったのです(冷静に考えるとありそうにもない)。
水を飲んでみたのですが、喉に何かが刺さっているような感じが取れません。吐き出そうとしましたが、店の中で吐き出すわけにも行かないと思い、店を出て吐き出そうと試みると血が混じった唾が出ました。むしろ、唾が混じった血という方がいいようなもので、焦りました。何度か吐き出そうとしても血を吐くだけです。医者に診てもらわなきゃダメだ、と思い、店の前の道を見回すと、道の反対側にクリニックの文字が。
歩道を無視して渡り、クリックの階段を上がると、シャッターが降りている。
そうか。今日はゴールデン・ウィークが始まった土曜日なんだ。
その間も確かに喉の奥に小さいが尖った何かが刺さっている感じが続いています。血液は直接胃の方に流れているのでしょう。しきりに唾を飲み込みたくなりますが、ごくり、とやるごとにより深くその何かが喉の奥に刺さるような気がしてきて、とにかく早く見てもらう必要があると感じました。

この時点で、後から考えると不思議ですが、救急車を呼ぼう、とは全く思いませんでした。自力で病院に行くことを考えており、結局最寄りの(連休中でも救急窓口が開いていると思われる)大病院として、お茶の水の順天堂大学病院が思い浮かんだので、地下鉄で(タクシーをつかまえよう、とすら思わなかった!)向かったのです。
そもそも、自分の歯が欠けたと思うのもどうかと思います。冷静に考えると、あの食堂のカレーの中に何かガラス等の危険物が入っていたと考えた方が自然です。
どうも、緊急の際のぼくの思考方法はいささか問題がある。
地下鉄の早稲田駅から乗って、飯田橋でJRに乗り換え、お茶の水で降りたぼくは駅からは直ぐ近くの順天まで歩きました。受付で救急窓口を聞き、向かいました。窓口では状態を聴かれ、説明すると、少し待って下さい、とのことで質問用紙いろいろ書き込んだりしながら待つことになりました。
1時間ほど待って、耳鼻咽喉科のお医者さんに見てもらうと、のど仏の少し上の所にあるナントカという名の付いた弁(胃への道と肺への道を振り分けるフタ)のところに血糊がべったりとくっついている、といいます。その弁のところに何かが当たり、あるいは刺さって、傷つけたようだ。血糊はいずれ取れると思うが、その時点で判断したい、という。直ぐに危ない状態ではないが、その弁の所の血糊がさらに膨れあがるようだと、喉を塞いでしまい、窒息死する恐れがある。その状況になったときに、直ぐに対処するためには、今日は念のため、入院してもらう方がいいかもしれません。‥‥
何? 入院?
しかも、ベッドが個室しか空いていないという。差額ベッド代金を取られるのだ。
しかし、危険性は低いとは言え、喉の傷口が悪化して、喉を塞ぐ可能性があり、そうなったら一刻を争う、と言われると、いかんともしがたく、入院を決めました。
救急で、入院などという経験は初めてです。こうなると少し面白い。状況も大体わかり、余裕も出てきたのでしょう。医者、看護師ほかの方々の対応も親切で納得のいくものでした。喉の痛みも大分減ってきており、これは既に刺さってはいないな、と感じられるほどのものでした。入院手続きをして病棟の個室に入院です。看護師が丁寧に質問し、様々なことを答えます。その真夜中にもう一度医者が内視鏡で状況を確かめてくれ、翌朝以降も適宜状況を見てくれ、結局二晩泊まり、三日目に退院となりました。予定外の急な入院で途惑いも多少はありましたが、喉の多少の痛みの他は至って健康で、むしろ退屈しながらベッドの上で安静にしていました。入院中はお粥や柔らかい魚や煮キャベツ、フルーツ、ヨーグルト等を食べていました。今日もうどん等の柔らかいもののみを食べることになっています。明日もう一度外来に行って診てもらい、それで患部が落ち着いているようならたぶん、ご飯も食べられるようになるのではないかと思います。
それにしても、今度カツカレーを食べるときは注意しないとな。

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