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2008年3月23日 - 2008年3月29日に作成された記事

2008年3月28日 (金)

SF中心に23点追加しました(銀河望遠鏡)

dozeu.net書店『銀河望遠鏡』に新規登録した古本をご紹介します。
今回の追加は23点。SF関連では、ロバート・A・ハインラインで『ウロボロス・サークル』、最後の長編『落日の彼方に向けて』上下巻セット、短編集『輪廻の蛇』、ジュヴナイル『宇宙に旅立つ時』を登録。いずれも絶版になっている作品です。最近復刊された『人形つかい』もどうぞ。
アシモフでも絶版の『暗黒星雲のかなたに』を登録。
人気シリーズの外伝ばかりを収録する、という面白いSFアンソロジーが、シルヴァーバーグ編の『SFの殿堂 遥かなる地平』1・2巻です。カードのエンダーや、ル・グウィンのハイニッシュもの、シモンズのハイペリオン、マキャフリイの歌う船などの外伝が読める、というだけでこたえられないですよね。
そのダン・シモンズの『オリュンポス』上下巻も登録しました。ハードカバーです。
日本SF界の大御所の一人、眉村卓の近作『いいかげんワールド』。そして先日惜しくも亡くなったアーサー・C・クラークから名前を取ったという翻訳家・浅倉久志(あさくらひさし)さんのエッセイ集『ぼくがカンガルーに出会ったころ』はいかがでしょう。
空想科学エッセイとも言えそうな、『アフターマン』、『フューチャー・イズ・ワイルド』もおすすめです。
そして、ホラー系統としてラヴクラフトの代表作を収録した『夢魔の書』も。
ほかに、エイメ『壁抜け男』、ポーター『少女パレアナ』、フィッツジェラルドの遺作『ラスト・タイクーン』、ヘッセ『車輪の下に』も。

おまけとして学術系統の登録としてイリイチ『シャドウ・ワーク』、土居健郎『精神分析』、小此木啓吾『フロイト』も。
お楽しみいただければ幸いです。

2008年3月27日 (木)

「やさしさと親切の精神史 —庄司薫と村上春樹—」

ずいぶん暖かくなってきました。桜の花もほころび始めていますよね。縮こまっていた身体がようやくゆっくりと緩んできたような気がします。

ぼくは昨年始めから、土曜倶楽部という異業種交流会に参加させてもらっているのですが、先日は「効果的な仕事の仕方とは」というテーマによるプレゼンとディスカッションでした。倶楽部自体は月一回開催で既に例会150回、10年以上の歴史を持っており、メンバー数も徐々に増え、休会の方も含めれば100人を超えるそうです。ぼくは会の創始者のお一人とたまたま行ったカルチャースクールでの勉強後の飲み会で隣り合わせて参加させてもらうことになりました。メンバーはみんなぼくより若くて優秀な方ばかり、という印象です。それでも、10数年の歴史を刻む中で、平均年齢が上がってきた(中心メンバーも社会人として多忙となり、また地域的にもバラバラとなり、月一回の例会にも参加できない者が増えつつある)ことを気にして、倶楽部内で意見交換・熟慮の結果、ホームページを広く公開し、参加者を公募する方向に舵を切ったところです。基本はまじめな勉強会で、メンバーが交代でプレゼンし、参加者みんなでディスカスする、という形を守ってきました。感心してしまいます。もちろん、希望者には続けて二次会として飲み会の機会も設定されており、割り勘で楽しくおしゃべりしてから散会する、という運営が続けられています。
どちらかというと、最近も『内部統制とは?~企業、社員の何が変わるのか~』、『ハーバード流交渉プロジェクトについて』などのビジネス系のプレゼンが多く、ビジネスとは無縁とは言わずとも、大学の広報畑にいて、積極的に考えることもなく来たぼくなどは毎回驚いたり違和感を持ったり感心したり……と新しい刺激をいただいています。近年はまがりなりにも古書店の個人営業主として無縁ではなくなったので、得るものも多い。

さて、その土曜倶楽部で近々ぼくは初めてプレゼンを行うことになりました。ドクラではプレゼンは強制されることはありませんので、あくまでお誘いを受けて自分が了解したのでやることになったのです。ドクラでもビジネス系に限らず「ゲノム解析の終結とその後」「中国史を彩った女性達」「変化する学校教育と子どもたち」「ブロードバンド社会」「 "第九"を楽しむために」「ロボット ~ 新しい進化のかたち ~」「広告代理店から見た、今どきの女性」等、文化系、科学系などのテーマも取り上げられてきたそうですが、ぼくが今回予告したのは「やさしさと親切の精神史 —庄司薫と村上春樹—」というもので、ドクラのラインからすればかなり異質なものになりそうです。
ま、仕様がないですよね。もともと異業種交流会なのですから、異質なのは責められることではないはずで……と、いいつつもどう受け止められるのか、正直なところ不安です。またそこが面白いわけですが。
というわけで、プレゼンまで三ヶ月弱猶予がありますので、準備を始めたところです。まずは、メンバーにどう受け止められるか、などと先走った心配をするより、自らの基準に照らして恥ずかしくないプレゼン内容を作れるかどうか、そちらの方を心配した方が良さそうです。

なお、今回のプレゼンの前史にあたる論考は既に発表済みです。関心をお持ちの方は以下をご参照ください。
1972年の栄養失調 —ある「魂への気づかい」の記録—』(dozeu.net『雑想ブック』所収)

2008年3月23日 (日)

日本橋学館大学図書館祭り

昨年10月より日本橋学館大学の図書館でボランティアをさせてもらっていることは何度か触れた。週に一度三時間程度なので負担というほどのこともなく、しかしそれをきっかけにして勉強することもでき、曲がりなりにも感謝されたりするので、悪いことはない。いいことずくめである。
ボランティアをすることによって、働くことについても考えさせられた。お金に付いても考えさせられる。無償で働く、ということについてどう考えればいいのか。また、受け入れる側の方々もなかなかに大変なのではないかと思う。ただより高いものはない、という逆説には何ほどか真実が含まれているのだ。
働いても報酬が発生しない。すると、なんとなく申し訳ない、と人は思う。何らかの形で返そうとすると、実は自分も働かなくてはならなくなる。お金で済ませるわけにもいかなくなる。しばしば、お金を払った方がずっと気軽で楽なのだ、実のところ。
ものやお金が移動しないと、代わりに自分が動かなくてはならなくなる。気持ちを動かし、体を動かさねばならなくなるのだ。
で、例えば「図書館祭り」なんてのが開催されることになったりもするわけだね。……

 4月5日(土)10時から15時 日本橋学館大学図書館にて
    ☆図書館は昨秋から一般公開されており、地域の方に図書を貸出ししています。
 ・図書館ツアー
 ・プロフェッショナル 仕事の流儀 上映会
 ・先着200名様 豚汁を進呈
 ・希望者に誕生日の新聞記事を進呈

当日はぼくもお手伝いをする予定。お近くの方は是非お寄りください。なお、となりの東京都中央区柏学園では桜祭りを実施しています。

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    平成17年に自主製作した僕のエッセイ集です。
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