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2008年8月24日 - 2008年8月30日に作成された記事

2008年8月29日 (金)

SF再読。

立ち寄った図書館でふと目にした「SF再読。」の文字。
雑誌『Esquire』(エスクァイア)10月号の表紙だ。
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中身をざっと見ると、先日惜しまれて亡くなったA.C.クラークとこちらも既に亡くなっているP.K.ディックを二本の柱にしたSF再読特集だ。クラークの方をざっと読むとなかなか力の入った編集でこれは買う価値があると思った。冒頭にあったのが、未来の文学であったSFが古典になり始めた。という指摘だ。
例えばクラークの代表作『幼年期の終わり』が光文社の新古典文庫に入った。
SFは既に新規なものではなく、すっかり社会の基底に組み込まれている。それが、SFそれ自体の十分な理解を、必ずしも意味しないのはもちろんだけれど、なんだってそうだ、といえばそうだ。
既知、既存のものになったSFに意味があるのか、といった議論もあったとは思うが、ジャンルとして既知・既存であることが無意味を意味するというのは乱暴すぎる議論だろう。SFといえば、いままで知られていなかったような(科学的に実現される)新しいヴィジョンを描く小説、というところに過重な意味を置くと、そんな意見もいささかなりとも尊重したくなってくるのは確かではあるけれど。

ジャンルとしての成熟の時期を迎えたかに見えるSFが、次にどんな展開をみせることができるのか。できないのか。注目するならその点だろう。

2008年8月25日 (月)

北京オリンピックが終わった

 北京オリンピックが終わった。次はロンドンだそうだ。
 それにしても、オリンピックはいい。
 もちろん、いろいろある。始まる前は、無事に終わるかどうか心配していたくらいだった。
 オリンピックが単なるスポーツの祭典に止まらないことは誰もが指摘する通りだ。開催地をめぐる駆け引き。自国に有利なルール改正。テレビ放映権をめぐる利権。放映時間を金で買う大国。ドーピング問題。さまざま問題はあろうが、それでも選手たちの見せる一瞬の輝き、その栄光も悲劇も、やはり見応えがある。
 スポーツというある限定的な形式の中で、4年に一度という選手に取って二度とないチャンスの中だから余計に、ということがあるのだろうけれど、ほんとうに全力を尽くしている人間、を目の当たりにすると、見ている側にもバイブレーションが生ずるのだ。
 お前は力を尽くしているか。
 そう、一人ひとりがそっと自問することになるのだ。

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